風水で玄関の鏡って右と左どっちがいいの?
風水では良い運気のことを「旺気 (おうき)」、悪い運気を「?気 (さっき)」と呼びます。
この2つの気はどちらも玄関から入ってくるため、玄関の状態次第で旺気と?気どちらが室内に入ってくるかが決まってしまいます。
よく「玄関は常にキレイに保つと良い」や「照明を明るくして、良い香りを漂わせておくと旺気が進入する」など様々な風水サイトで紹介されておりますが、もうひとつ忘れてはならないのが、「玄関に鏡を飾ること」です。
なぜ、玄関に鏡を飾ると良い気が入りやすくなるのでしょうか。今回は、玄関に鏡を飾る理由と右と左、どちらに鏡を飾るのが良いのかについてご説明します。
玄関に鏡を飾る理由とは?
風水では、玄関に鏡を飾ることで旺気を招き入れやすくなると考えられています。旺気とは、若々しくて旺盛な気に満ち溢れた良い気のことであり、風水ではいかに旺気を玄関からお家の中に引きこむのかが運気アップのポイントとされています。
そのため、玄関は常に清潔に保ち、照明は明るいものに取り換え、生花を飾って良い香りを漂わせ、陰気の溜まりやすい傘立ては水の陰気を中和する効果を持つ陶器製の動かせるものにすることがポイントです。
さらに、もうひとつ玄関に「鏡」を飾ることで旺気を引き込みやすくなると言われています。鏡には、引き込んだ旺気を増幅させるパワーがあり、お家の中を良い気で満たすことができるからです。
しかし、玄関に鏡を飾る場合、飾る位置や方向などによって得られる効果が異なったり、旺気を跳ね返してしまうこともありますので、鏡を飾るときは気を付けましょう。
鏡は右と左どちらがオススメ?
玄関に鏡を飾って旺気を引き込む場合、右と左どちらに飾るのが良いのでしょうか。
?鏡を右側に飾る
・人間関係に関する運気
・芸術運
・仕事運
・人気運
・地位と名誉に関する運気
・健康運
?鏡を左側に飾る
・金運
・健康運
・人間関係を良好にする運気
このようになっています。風水師によって、若干得られる効果が異なる場合がありますが、一般的な解釈は「右に鏡を飾ると人を招く、左に鏡を飾るとお金を招く」であり、招き猫の手と同じ意味が込められています。
風水における気の流れは、常に右から左ですので、新築・新居・若年層の人は5年から10年ほどは玄関の右側に鏡を飾って、人間関係や仕事運などに関する運気をアップさせ、堅実な人間関係が構築された中年期以降は、金運と健康運をアップさせるために鏡を左側に飾るのがオススメです。
今回は風水で玄関の鏡って右と左どっちがいいのかについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。玄関に鏡を飾ることで得られる旺気は、そのお家に住む人たちに良い影響を与えるものですので、右と左どちらに鏡を飾ったら良いのかは、家族や恋人と相談して決めましょう。
もし、どうしても決まらないというのであれば、初めの5年から10年ほどは右側に飾り、それ以降は左側に飾るのがオススメです。