風水で玄関の方角が南西の場合ってどうなの?
風水での南西の方角は、北東と同じく「土の方位」であります。
しかし、北東とは異なり大地や畑といったミネラルを豊富に含む栄養満点な黄色い土の気を持つ方角とされています。
季節の移り変わりによって見える景色が異なる北東は「変化を呼び込む方位」でしたが、私たちの足の下にある土には、様々なものが集まるため、安定や努力に関係する「家庭運や健康運を司る方位」と言われています。
風水で南西の方角にある運気を整えることで、家族の団結力を強くすることができるのですが、この方角を汚しっぱなしにしてしまうと家族不和を招くため、ご結婚されている人は要注意です。
また、南西の方角は「裏鬼門」でもあるため、北東と同じくあまり縁起の良い方角として扱われておりません。なぜ、鬼門の方角に玄関があると縁起が悪いのかと言いますと、北東は太陽の光が当たりにくく、南西は西日が強過ぎるからです。
ですが、これはあくまで家相での話であり、風水では鬼門に当たる北東や南西と相性の良い人もたくさんいます。今回は風水で玄関を南西にすることで良い運気を得ることが出来る相性の良い人とオススメのインテリア開運術をご紹介します。
南西の方角にある玄関と相性の良い人とは?
家庭運や健康運を司る南西の方角は、家庭を持つ人にとってはとても重要な方位とされています。ですが、この方角は「裏鬼門」にあたるため、玄関をこの方角に設けるのは抵抗があるという方もたくさんいます。
しかし、この方角に玄関を設けることで、運気をアップすることが出来る人がいます。それは、本命掛が「艮 (ごん)」の人です。
本命掛が「艮」の人は、少し物事を深く考えすぎてしまうため、慎重になり過ぎて決断力に欠け、チャンスを逃してしまうことが多々ありますが、1度やりたいことが決まると、途中で諦めたりせず、最後までやり遂げる強い信念を持っています。
また、本命掛が「艮」の人は、無口で内気な性格のため、賑やかなことが苦手で社交性に欠ける部分があるのですが、実際はとても野心家で何かしらのきっかけで他人とコミュニケーションを取ることが出来れば、一気に幸運が舞い込んできます。
そんな本命掛「艮」の人は、裏鬼門である南西の方角が風水における「最強の方位」こと「生気」となっており、この方角に玄関があると活気と自信に満ち溢れ、どんなことにも積極的になることができます。
ただ、本命掛「坎」の人は南西の方角を最大凶である「絶命」とするため、南西の五行「土」を弱めるために、「金」のアイテムやカラーを用いて化殺しましょう。
南西の玄関の運気を良くするオススメの開運方法
本命掛「艮」の人にとって、南西の方角にある玄関はとても相性が良いのですが、さらにその運気をアップさせるため、南西の玄関と相性の良いインテリアを用いて更なる開運を目指してみませんか。
【南西の玄関と相性の良いインテリア風水】
・茶やグリーン、淡い黄色など落ち着いた色調のアイテムを置く
・横に広がっているものが好相性
・玄関マットは敷かなくても問題無いのですが、もし敷くならば黄色とグリーンの柄物がオススメ
・横広がりの和風デザインの下駄箱を設置する
・唐草模様のツボや花瓶、草原や田園風景の絵を飾る
・盛り塩を必ず置く
和風のアイテムを取り入れながら、若草色やパステルイエローなどで陽気な感じに仕上げるのが南西の方角にある玄関の運気を上げるポイントとなっています。
裏鬼門である南西に玄関がある場合、平穏な家庭を築くことができるようになるのですが、落ち着き過ぎてしまったり、女性が主導権を握って鬼嫁となってしまう可能性がありますので、毎日盛り塩を用意し、玄関の掃除を怠らないようにしましょう。
また、風水では玄関に靴を出しっぱなしにしておくことはご法度とされていますが、南西の玄関のみ茶色の靴を出しっぱなしにしておくことが運気アップに繋がるため、茶色の靴を常に出しっぱなしにしておきましょう。
今回は風水で玄関の方角が南西の場合についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。南西の方角は本命掛「艮」の人と相性が良いのですが、「坎」の人とは相性が悪い。
なので、化殺するか御札や鎮宅霊符を部屋に貼ったり、浄化作用のある水晶や水晶さざれ石を置いて対処するようにしましょう。是非、ご参考にしてくださいね。