
土星人には、土星人のもって生まれた特徴があります。それを、性格、結婚・家庭、才能・適職の3つにわけて説明していきます。
①性格(孤独な世界に住む理想主義者)
土星人は「心の世界」に住んでいます。理想が高く、現実世界にはなじみにくいという宿命を負っています。土星人は、まず、何ごとにもつけても、白黒のけじめをはっきりさせないと、納得できない面があります。
清潔な性格で、正義感にもあふれ、実利よりも名誉を重んます。よく言えば「理想主義者」、悪く言えば「唯我独尊(ゆいがどくそん)」タイプです。
土星人が住んでいるのは”孤高の世界”ということができます。とにかく融通のきかなさ、無器用さ、要領の悪さ、逆に言えば、筋を通すということに関しては、土星人の右に出る者はいないほどです。
責任感の強さも、他に例を見ません。土星人は、頼まれた仕事は体をこわしてでもやりとげるでしょう。こうした土星人特有の性格は、独創的な世界では、他人の追随を許さぬ独創性を発揮します。
その一方で、ときには、とくに対人関係では融通のきかない頑固者と思われて、他人から嫌われる原因にもなりかねません。なので、そのあたりを注意するようにしましょう。
②結婚・家庭運・恋愛
土星人でも陽(+)と陰(-)とで、かなり違いがあります。陽(+)の人は、家庭を大切にし、子供を可愛がります。何かにつけて外の世界では、あつれきの多い土星人としては家庭が唯一の救いとなるでしょう。
ところが同じ土星人でも陰(-)になると、子供ができると、仕事に対する集中力が薄れるなど、仕事と家庭とのバランスがうなく取れなくなる傾向があります。概して家庭をあまり大切にしないようです。
同様に結婚運にしても、陽(+)の人は特にによくも悪くもなく問題はないのですが、陰(-)の人は結婚運が薄いので、縁があれば、早いうちに身を固めないと、独身で終わる可能性があります。
結婚の適齢期の過ごし方が一生の運気を左右する、といっても過言ではありません。そのため、20代後半から30代前半の間はそのことを頭に入れておきましょう。
才能・適職
土星人が男性なら、電子工学系のエンジニア、天文学者、航海士や船舶の設計士、カメラマン、広告デザイナーなど一匹狼的色彩の濃い職業がよいでしょう。
女性なら、宝石デザイナー、スタイリスト、ヘアデザイナー、ブティック経営など、”美”に関する職業で独創性や先見性が発揮できるもの。
その他、プログラマー、陶芸家、翻訳家、童話作家などの分野も精神活動的な仕事ですから、土星人に向いています。
2020年の12周期
土星人 (+) 種子
土星人 (-) 減退(大殺界)
2021年の12周期
土星人 (+) 緑生
土星人 (-) 種子